レンズが欲しい。
常用できる中望遠気味の標準レンズが欲しい。
ということで愛用のBLC-1580を超えるレンズを探してました。
BLC-1580が気に入っているところは?
- トリプレット(3枚玉)
- 軽い(22g)
- 周辺の流れなど気にしてない感じ。
- 3枚玉なので貼り合わせがなく劣化を考慮しなくて良い
- パンケーキな薄さ
BLC-1580が微妙なところは
- F8固定
- シャープでない。ボケを楽しむどころか、シャープな像を結ぶのもびみょうなところ。
- トリプレットレンズ(トリオプランなど)他のものをみるにもっとシャープな像が結べ、ぐるぐるボケも楽しめるものが本来の模様。
- 15mm(135換算で30mmの広い画角)
- オリンパス製なのにExifが残らない簡易仕様
貼り合わせがないレンズを探していたのですが、スメ8ことsmena8mがトリプレットで格安とのこと。8mと書いてあるが40mmF4.0がレンズスペック。
スメナー8はホルガに固定されたレンズであり、マウントが自分で改造しなければならず、しかも新品が手に入りづらくカビ玉などもある模様。正直微妙。
F4のレンズではボケはF8よりは良いが、そこまで期待できるものではない。40mmとなると、僕が好みの60mmからはかなり離れる気がする。だもんで、購入は見送り。
悶々としながら花の子ルンルン現象(目的は手元にある現象)手元にあるレンズを色々調べていたら
PENTAX FA28F2.8AL
が貼り合わせなしのレンズで上がってきた。
5群5枚
このレンズはクセノター(凸凸凹凹凸)などの古いレンズ構成の系譜ではなく凸凹凸凸凸のレンズ構成でした。後のFA43F1.9のテストもかねて作られたレンズであり、またソフトレンズも併売するというPENTAXならではのレンズということで保持しております。
ただしFA28F2.8ALの明るさはそこまでない。
あと、フルサイズ用のレンズなので重い。(軽いけどアダプタなどつけると重い)
せっかくなので(なにがせっかくかは不明)他のレンズも調べることにした。
で、出てきたのがCマウントレンズの「Fujian 35mm F1.7」
Fujinon(富士ノン)にもにているFujianですが福建をローマ字書きにするとFujianになるのだとかなんとか。
で、このレンズ3000円くらいで買えるCCTVレンズとのことで、マイクロフォーサーズに流用可能だったので購入していたのですが、癖が微妙で使わずじまいになっておりました。
小さく軽い(110g)うえF1.7と明るめなので調べてみたところ
Optical Structure: 4 Group 4(4群4枚)と記載が英語のアマゾンにあります。
4群4枚を調べたところ、トリプレットの派生系でウナー(Unar)凸凹凹(凸?)凸かエルノスター凸凸凹凸かどちらかとのこと。で、バラして掃除している人のブログを見させていただいたところまさに凸凸凹凸でエルノスター構成。ということでエルノスターで良いと思う次第に。
玉ボケも昨晩撮ってみたところそこそこ綺麗で、問題ないなと。
ただ、上記の分解者さんの構成とは少しレンズの仕様が違いボディが違う後期型(2015〜?)を使っているのですが、レンズの組み上げがしやすいように企業努力をされたようで、中のレンズが羽車型に改変されているご様子。
2008年登場の上記の分解者さんの絞りもフォーカスもヘリコイドの摘みが罫線だったものとは違い、ブロックパターンと平面の摘みに変わってからどうもレンズが歯車化したもよう。だもんで、ボケ自体は問題ないものの、ゴーストが出ると歯車ゴーストになるという微妙な状況になっております。
まぁ、でもせっかくなのでしばらく使ってみたいなと思った次第。
Fujian 35mm F1.7の良い点
- 軽い(118g、アダプター込みで124g)
- 小さい
- 貼り合わせなし
- 細い
- 35mmなので135で70mm相当で中望遠
- F1.7で明るい
微妙な点
- 後期型は歯車の外周のレンズが1枚ある様子
- 軽いと言うがそこまででもない
- 細いが長い
気が向いたら写真アップします。