デザインフェスタ58お疲れ様でした。
反省ってのはあまりしない人なのですが、気づきがあったのでメモ。
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若い新進気鋭の18歳くらいの絵描きさん(独身・フサフサ)から買いたい。
応援したい。というイメージでお金を払う。
これ人情。
特に絵を家に持ち帰るという慣例がいまだ定着していない日本では仕方がないところ。
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他方わたくしめはその18歳くらいの延長線上はるかなる先にある「なにか」ということで、いまだ歯を食いしばり奥さんに画材を捨てろと追い詰められながら「それでも倒れない」という不屈の精神、ロックな感じで(実際はゆらゆらしながら)とにかく立って絵をつくっている48歳のおっさんです。
まぁ、実際デザインフェスタで絵を買うなら「素敵なものを持ち帰る」わけで立っているから/立っていれば偉いということはないのですが、描き続けないと売る作品がないのでつくるわけです。また、絵ってのはその時の気分が如実に反映されるもので、僕が今取り組んでいる平面構成ですらそうなので、とにかく絵を出していくことは重要かと。(ヒデぇ精神状態のときの絵はヒデぇ、今回はどうだったんだろう…)
今の絵は目を奪う意味では成立していたようだが、どうも「その後」がよろしくなかったようで。今回は売れなかった。無念。
(※過去の調子の良いときはちゃんと売れてます)
自身が立ち上げて20年以上続けているアートイベント開催サークル『ART-Pal』の看板掲げつつこぢんまりではあるけどやっていた。けど、僕自身のセルフプロデュースが甘々だったなと反省中。
で、例のラーメンハゲだ。
絵を買うにして、やっぱり情報なのかな?と。
・新進気鋭の18歳
・かの有名な画家
・かわいいお嬢さんがつくってる絵
・サスティナブル、自然に配慮した素材を使っている(絵は関係ないかな?)
・伝統描法で現代的な絵を描いている
・価格
などなど
例えば…
となると誰でも知っているピカソの方が価値があり秒で購入されるわけで。
ラーメンハゲとまでいかなくても、絵を買うにして、買う際の理由を補強してあげた方が買いやすくなるし買いやすくする必要があるのではないかな?とセツに思うのです。
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「若さ」に関しては48歳なのでアンチエイジングしてもダメなもんはダメなのだけれど「若いお嬢さんに売り子を頼んでしまう」というのも一つの手ですね。
実際、画家の展覧会などいくとギャラリーの売り子さんなどがいてうまいこと成立していたりします。
素材とか描法なんてのもまぁ、話せば3時間位あるのですが、割愛。としてしまっているのがまずいのかな?とも。少しは明示していたほうがいいのかなとも。早口でオタクっぽく喋るのもヤバいので塩梅が肝かな?とも。
(ところで師匠、あの描法なんて言う名前なんすかねw(今さら))
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で、今回何が一番ヤバかった?っていうと、身につけているものが絵よりも悪目立ちしていたことかも。
かっこいい色を着彩した平面構成。グッと来るかな?って持っていったのに、モンベルのフラッシュオレンジのフリースとフラッシュオレンジの靴を履いた寝不足/今にも寝そうな/たまに寝落ちてる48男性だ。ヤバい。
イケオジ48歳が渋い声で「どっすか?」っていうのと寝起きのモンベルおじさん48が「どっすか☆」っていうのじゃやっぱ「情報」の内容と質が違うなと。
情報量というよりも情報のベクトルが違うなと。
誰が作ってその本人から買ったというト・キ・メ・キをご提供する責務が有るのでは?
(シミでも取りに行くか?という話題が定期的に勃発))
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あとは可処分所得や持ち帰って飾れるかどうかとのせめぎあい問題もあると思う。
今回は特に初日に手持ちの釣り銭がなかったからテキトーな額面で出していたけれど、それがよろしくなかった気もする。
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追加を記載すると商売感覚かなぁ。マーケティングって言えばいいのか。
・デカい絵を描いているひとの小さな絵
(有名かは不明だが、デカい絵で圧倒しておいて売っちゃう)
・大きな絵の小さい版(はがきサイズ買ってくよね)
・デカい絵は300万円で小さな絵は3000円
とか、持ち帰れるだろ?というところを模索する。
これも情報戦といえば情報戦。
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価格については伝統的に号数で単価を出している場合こういったことは起こらないのだけれど、その辺はうまく避けておいてデザインフェスタというお祭りでの価格を特別に適用して売っていくのも手かなと。
(この辺は売りやすい≒人の流れが多い日に値段を変えて売るなどして、自分の絵の価格を模索する必要もあったりします。とくにデザインフェスタでは一般の価格とは違うなにかがあるような気がします。なかなか難しい)
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まぁ、今回はこんなところ。
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(そっちも多いと思う写真とか)
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らーめん才遊記の芹沢さん | 久部緑郎 河合 単 石神秀幸 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック
『葬送のフリーレン』 原作:山田鐘人/ 作画:アベツカサ | 少年サンデー