ガラガラポン

<西新宿~飯田橋>世の中のおやっ?とを考察⇒ガラガラポン。

デカイカメラGFX50SIIを使ってみた。

とりあえず書きかけなままで、吟味する/推敲よりかなり前の段階だった気もするけど雑感なので新鮮なうちが良いとおもったので華麗に投稿しとく。

 

+--+本文ココから+--+

 

2023年9月すえの大きな撮影会で各メーカーがカメラの貸し出しをしてたので借りて使ってみた。

 

キヤノンの機材は昔使ってたので思想は理解しているつもり。

ニコンはZ30が欲しいと思ったものの、貸出機のZ9やZ8は多分買えないしフルサイズ以上を買うつもりで望むなら選択肢から外すと思う。(重いので)

買う事ができて使いそうな、マウントとして成熟しているものを考えるとパナソニックのSラインも外れてくる。

パナソニックはUIなどはよく分かるし、キヤノン以上に高級ラインのパナソニックマイクロフォーサーズで知っているし、青山で借りれるのでその日借りるのはやめた。

 

消去法で以前購入を考えていたα7IVを午前に借りる事にした。

(午後も何か他のものが借りれる)

ゾーンフォーカス+顔認証+70-200F2.8GMで人物撮影。

 

親指AFを多用していたPENTAXとも違うし、タッチフォーカスはパナソニックの2016年の機種GF7の方が気が利いてた。

で、AF合焦音を消したり細々設定をし、ストラップを右腕に巻き付けたりしていてやっと自分の設定にあってきた。

キヤノンのそれに近い状態だった。

オートマの自動車に乗っているような感覚。

レリーズすればあとはなんとかなる感じ。

時折AFがすっぽ抜けるけど復帰も早い。

一美AFがキチンと動いていたかは余りわからなかった。瞳AFが動いてるはずだったがフワフワと撮影時間は過ぎていく。

設定を追い込んだりというカメラへの興味が向かないのがなんとなく気になった。ゆとりができて絞ったり露出補正をしたり始めたけど、なんとなくしっくりこない。

キヤノンとの違いはこの辺かもしれない。キヤノンはUIが優れている。というか、撮影時に触りたい項目が前に出ている印象。ソニーのα7IVに関しては慣れが必要なイメージか。

サードパーティのレンズが多いので魅力的ではあるのだけれど、αは以前から、オリンパス同様UIが気になり購入に至らない。(NEXの頃から買おうとしていた。Cyber-shotは過去に買ってよく使ってたけど、設計思想はまた別な雰囲気も。βのビデオで育ちα7000のフイルムカメラを買うため貯金してたくらいなので欲しかったはずだがなんか違う…)

この日得た、というか再認識したのは

・ズーム必須

・オートマチックなカメラが良い

・フォーマットは大きい方が立体感でる

・デカイカメラは

で午前終了。

午後は興味本位でGFX50SIIにしてみた

デカイ。

手にストラップを巻き付けて持つとちょうど良い。

レンズは110mmF4マクロ

ラージフォーマット(中判というには大きくない素子なので最近はラージフォーマットと呼んでいるみたい)は圧倒的な絵を出す!

のですが、撮っていて

EVFが荒く緩慢

・大きいのでレンズも大きい

・レンズの径が太いから持つの大変

・重い、レンズも重い

・操作系は練り込まれているか微妙

 

操作系については瞬間的に活用してるので、よくわからないところだったのだけど、AFスポットが気づくと右上などに移動してしまっていて、指定したあたりにきちんと留まらない仕様になっていた。(慣れかな?)

瞳フォーカスもあるので何とかなるかな?とゾーンフォーカスと併せて使っていたけど、気づくと左上に。

縦と横を切り替えて撮る際などに変調を来す事が多く、慣れていない分このカメラは違うなぁ。と思った次第。

また、レンズ交換できるボディだけれど個人的に買ったとしたら、レンズ交換するのか?変えのレンズはどこに置いておくのか?などが気になった。

あと、EVFが古い時代のVカムみたいな、テレビを見ているようなノリだったので途中でウンザリして背面液晶で撮ったりもしていたと記憶しているので書いておく。

 

ココからは暫く経って、9月30日から18日ほど経っての悶々とした気持ちの共有

 

どんなカメラが良いか?欲しいか?を真摯に考えてみる。

カメラ自体はすぐ撮れるものが良い。

α7IVもGFX 50SIIも共に起動は早かった。

ココはOK。

操作性…というか操作して思った通りの絵が出るか?もしくは絵に近づけられるか?と言ったところもマニュアルがついてるしダイヤルも多いので問題なし。

ただ、GFXは上で書いたAF測距点がリセットされるものについて解決がないならちょっとどうか?と。

可搬性、ココが大変問題。

フォーマットが大きくなるほど素子に対してのレンズの大きさは大きくなる模様。

ボディの重さも放っておくとどんどん重くなる。

フルサイズよりもGFXのラージフォーマットの方がより大きく鏡筒も大きくなる。(当たり前)

この辺に関してはフルサイズも一時期のレンズ性能を最大化を目指した時に大きく重くなったのでなんとも言えない状態。

 

どんなカメラが欲しいか?

ラチチュードが高い。ダイナミックレンジが広いものが良かった。これに関してはココ5年のカメラであれば問題ない様子。

また、人の目に見て取れるダイナミックレンジはどうも脳がテキトーに調整しているようで、HDR的な機械処理をしないとセンサーの進化でなんとかなるって訳でもないみたいだなと理解して来た。(iPhoneなどはその辺を積極的に取り入れてるからHDRという表記をやめてしまった部分がある。)

 

可搬性は大事。ただ、レンズのサイズや描写性能がサイズに比例しているところがあり、妥協がどこかに必要。

突き詰めればGRIIIのようになる。

フォーマット、素子に関しては大きい方が良い。

ただ、GFXくらいの素子になるとどうも手に余る感じが。

あと、リズム感、レスポンスが良くないのでホイホイレリーズする感じでなく、ホチキスで書類を止めるようなリズム感、勢いをつけてヨイショとレリーズする感じに。(それも良い)

撮り逃したくない。という気もあるし、ピント合ってるか目を瞑ってないかなど不安なので数枚撮るとなるとちょっと大変。

多分最大限にコンパクトで、良いレンズで小さい。となるとα7の初代にツァイスのロクシア(マニュアルレンズ)とかが良いバランスになるのかもしれない。

軽く持ち出し、エモーションに訴える写真を撮る。

ただ、ソニーのカメラを使ってなんかメカだよな。カメラじゃないよな。というところが引っかかっているのでなんとも。

あの板チョコみたいなデザインが不味いのか。とっつきにくいUIが問題なのか。

絵作りなのか。

レリーズして満足感を得る肯定が歪な気がする。