この記事後半が有料だったので前半のみを読んで想像を巡らせた。
NTTは全国に拠点を持ち、その拠点は超好立地にある。
で、思ったのを書き留めた。
書き留めた…のだが、足りない。
NTTが始める地方の江戸化?
NTTは地方都市、特に古いタイプの地方都市の中心地に有る。
おそらくお殿様とか豪商の系譜が明治に移る時に忖度が有り貴族とか華族に移行しつつ電電公社のち方部分を世襲制で…と移行したのかなと。
特にこの手の話は電電公社や旧郵便局に色濃く残っており、NTTになってもまぁ存続はしている。
血筋の話は置いておくとして、地方の街を歩いているとよく理解できるが、立地に関してはNTTのある場所はNTTを中心に街が展開している場合が散見されるくらい超好立地であったりする。
8500の土地を持ってるのが凄いのではなく、超好立地の土地をNTTが本格利用することに踏み切ったということが凄いのかな。と思った次第。
続け地方郵便局
あとは郵便局が重い腰を上げれば良いのでは?と思ったり。
不祥事を起こすくらいに郵便局は郵便も金融も細っているのだから、でかいビルでも立てて不動産屋として生き抜くことを標榜してみては?と思った次第。
地方が細っているけれど、それでも中核都市の中心部はまだなんとかなるレベルだし、ジリ貧の打開策といえばNTTや郵便局の有る場所の再開発が一番どストレートだと思ったり。
さらば鉄道。さらば昭和。
問題なのは地方都市の市街地が鉄道から離れているところかと。
鉄道は古くは資材運搬を担っていて旅客目的ではなかったため「粋な存在」ではなかったため、辺鄙な場所に追いやられている。
そうなると、地方都市の生き残りは鉄道系のインフラを活用したものではなくなると思われる。
また、高齢者が多くなることも踏まえると自家用車での都市の維持は現実的ではない。
もっと町人に愛されるものになるのでは?と。
となると…バスだ。
バスの改良
バスの細分化、ミクロ化が起こるだろう。
自家用車レベルの乗員のバス。
自動運転車が地方自治体やその委託先で運用される。タクシーの延長だが、運転手はいない。運転手の成り手がいない部分も解決。
で、鉄道と距離がある場所も普通に人が行き来するようになる。
人力車やカゴ屋がホイサッサという状況に近い。
NTTが再度日本の未来を握る
NTTがどういうことを目指すのかはわからないが、地方の生き残りを掛けて都市デザインを実施するのであれば、高層のランドマークを打ち立てるとともに小さなバスが行き来する街になるでしょう。数年すると自動運転車にその役目がバトンタッチ。
全国に鉄道を敷きインフラ整備し列強に並んだ明治期や新幹線を含む高速鉄道が幅を利かせた昭和のイメージが霧散していくのかもしれません。
令和は昭和への回帰だと思ってましたが、どうもそれでは足りない模様。
令和は江戸に戻るための大きな転換点になるのかもしれません。
その転換点が今回のニュースなのかな?と。
トヨタは生き残る?(加筆)
トヨタが街を作ったりというった方向性と符合する部分もありますが、新しい時代と2022年以降の困難に対するモーションと考えると非常にドラマチックでワクワクさせられるものになるのでは?と思った次第。
いまトヨタは急ハンドルを切っている状態だが、ギリギリまちづくりを今始められたので踏みとどまるように思う。生産緑地の指定解除をめぐる「2022年問題」や2023年には日本人の平均年齢が53歳を超える世の中がやってくるそうだが、実験都市をつくりテクノロジを生み出すにはギリギリだったように思う。
なんだか昭和どころかすごくレガシーな気がする話だが、キレ気味に改革を進めているからなんとかなるんじゃないかと思う。郵便局だけは少し怪しいけどね。